通貨ペアの考え方
株の取引では、ポートフォリオを組むことが当然のようになっていますが、これはリスクを減らすために、株を複数持つことを指します。
どこかの株が上がれば、どこかが下がるというような関係にある株を、同時に持つことで、リスクを減らす株の保有の仕方ですが、為替でも同じような考え方をできます。ただ、ポートフォリオを組むのは初心者には難しい事です。
正直、通貨の相関関係や変動要因を考えてポートフォリオを組むのは難しく、逆に、損益を増やすことにもなる可能性も秘めています。
それを踏まえた上でのお話になりますが、クロス円での取引の場合には米ドルとユーロは逆の関係になっています。米ドルが下がればユーロは上がり、ユーロが下がれば米ドルが上がるという事です。
これには為替だけでなく商品市場の動向も関わっているのですが、商品相場が高騰するとアメリカ株式は下落する傾向にあります。
そして、それは米ドルの下落につながり、またユーロ圏の株式を上昇することになり、ユーロが上昇します。
つまりユーロと商品相場は同じ関係にあり、米ドルとは逆の関係にあると言えるでしょう。
こういった理由から、商品相場と連動しやすい豪ドルやNZドルはユーロと同じ関係にあると考えられます。
米ドル/円を持っているときに、この為替変動リスクを下げるために、ユーロ/円のポジションも同時に持てば良いということになりますが、そこまで単純なことではありませんので、最初は通貨のクセを掴むことを考えてみれば良いかと思います。